答えのない“問い”の答えを探し続ける、ボルタンスキー作品

とまにちわ!

まずは、お知らせから!

またも思いつきだけで始めてしまった、 聖パウロ修道会公式YouTubeチャンネル。

今までもYouTubeにはアップしていたけど、動画数も多くなったので整理してたらこの結果!

見る側からすれば、動画をまとめて見れるYouTubeの方がいいよね?

ということで、勢いだけでここ数日は動画アップしてたけど、これからは平常運転。

ユーチューバー的な今どきの実況動画等は、きっと上げられそうにありません!

おまけに、チェンネル登録者数は100人超えないといけないらしく…。

そんなの無理じゃね?

さてさて、こないだ行ってみた、クリスチャン・ボルタンスキーの展覧会を!

ボルタンスキーは、現代のフランスを代表する作家で、日本では過去最大規模の回顧展になるそうです。

展覧会のタイトルは『Lifetime(ライフタイム)』。

微妙な光と影によって構成されるボルタンスキーの作品は、人間の記憶や歴史、死や不在などがテーマになっています。

東京展のために新たに制作された『幽霊の廊下』(2019年)。

作品のタイトルすごいけど、会場全体には響き渡る鈴の音にもちょっとビビりました…。

『発言する』(2005年)。

前に立つと人型がささやくような声で語りかける作品。

これなら緊張しないで会話できそう!?

会場奥の広い空間に現れる『ぼた山』(2015年)。

積み上げられた黒い衣服は炭鉱夫のイメージ。

その天井には、ヴェールにさまざまなイメージがプリントされている『スピリット』(2013年)。

わずかな風に揺れるさまは文字通り、魂が漂っているとかいないとか…。

『アニミタス(白)』(2017年)。カナダ北部に数百の風鈴を立てたもの。

そして、「アニミタス」とはスペイン語で“小さな魂たち”を意味。

クジラに語りかける音を響かせる作品『ミステリオス』(2017年)。

パタゴニアで撮影された映像には海辺に置かれたラッパと海、クジラの骨が映っている。

そして、『白いモニュメント、来世』(2018年)。

ここから先は死後の世界を現しているとボルタンスキーの説明が…。

会場はなんだか不気味で、不安にさせられる感半端なく。

展覧会で、こんな空気を感じることは、なかなかないかも。

ちなみに、ボルタンスキーは「展覧会は、教会に入り、沈思黙考することと似ている」と言うのです!


「展覧会は沈思黙考の時間です。私の作品は問題提起するものであって、答えを出すものではありません。感動を与えるということでもありません。私が提起した問題から触発され、みなさん自身で問題提起をしてもらいたいと思います」。

答えがないって嫌いじゃない。

というか、むしろ好きなほうだった!(苦笑)

『クリスチャン・ボルタンスキー―Lifetime』

開催期間:2019年6月12日(水)~9月2日(月)

開催場所:国立新美術館 企画展示室2E

東京都港区六本木7-22-2

TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

開館時間:10時~18時(金曜、土曜は21時まで)※入場は閉館30分前まで

休館日:火

入場料:一般¥1,600(税込)

https://boltanski2019.exhibit.jp

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カトリックの聖パウロ修道会の修道士によるエッセイ。修道院の小窓から見えるさまざまな話題や情報を綴ります。