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自由な時代を彩った風刺と笑い「パロディ、二重の声」展

東京ステーションギャラリーで開催中の「パロディ、二重の声 ――日本の一九七〇年代前後左右」展に行って来ました。

日本の戦後文化史において、1970年代は前衛の後退とサブカルチャーの開花期として語られます。反抗と闘争に彩られた 60年代から、軽やかな知略に富んだ70 年代へ。この時代の様相を最も端的に象徴する語が「パロディ」です。

本展は、モダンとポストモダンの時代の隙間に開花したこのパロディという技術もしくは形式を、あらためて検討します。パロディとはいかなる技術であるのか。風刺や模倣とは何が同じで、何が異なるのか。どのような場面で、どのようにして使用されてきた技術なのか。歴史を辿ればギリシャ語にまで由来を遡れるパロディを、広く抽象的に眺めるのではなく、あえて一時代に焦点を絞ることで、生々しく具体的な表現と社会の交錯をあぶりだします。

ということで、会場の冒頭に展示されているのは、たくさんのモナ・リザ?!
モナ・リザを研究している山縣旭さんによるシリーズ作、「歴史上100人の巨匠が描くモナ・リザ」。
現在も制作が続いているシリーズなんだそうです。

展覧会は三部で構成されています。
第一部は、日本にパロディという言葉が浸透する1960年代。

赤瀬川原平や秋山祐徳太子さん、横尾忠則さんなどのアート作品が紹介されています。

第二部は、日本にパロディブームが起こった1970年代に焦点が当てられています。
パロディの漫画、ポスターや書籍なども紹介されていました。

当時の日本のパロディのセンスは結構ドギツイ。
ある意味、1970年代の自由さが羨ましくなります。

最後は、著作権の侵害と引用の許容範囲が争われた、「パロディ裁判」(1971~1987)を題材にした作品。
なんだか難しそうで、ちょっと飛ばしてしまいました(苦笑)。

パロディにさえも白黒をつけてしまう、今の時代はどうなのか・・・。
ちょっと考えさせられる展覧会です。

「パロディ、二重の声――日本の一九七〇年代前後左右」
2017年2月18日(土)~4月16日(日)
東京ステーションギャラリー
開館時間:10:00-18:00(金曜は20:00まで)入館は閉館30分前まで
休館日:月

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